
◎ストーリー
沖縄が帰ってきたのは昭和47年。それまで沖縄は「日本」ではなかった。そのことを本州から来てビーチを歩く若者の何割が知っているだろうか? 琉球王国としての文化や民族の独自性、そして日本や中国、米国といった外勢につねに翻弄され続けてきた沖縄の中に息づく美しく哀切なる本当の沖縄をみんなに知って欲しい。そんな願いから、「美ら島展」というメディアのコンベンションが開催され、那覇の雑誌社「ガイアス」もこれに参加することに。経営者の芹沢修平は、以前つとめていた「ふうらい」編集部に協力を要請した。編集長の計らいで、若者の視点に立った切り口が評判で現在人気急上昇中のルポライター相馬轍(前作「風雨来記」主人公)を派遣する事になったのだが……。
相馬轍は悩んでいた。数年前、自分の中の何かを変えたあの旅(前作での北海道の旅)以来、轍は確かに変わった。あやふやだった自分という主体を徐々に確立しはじめ、それに伴って轍の仕事ぶりと評価は確実に高まって行った。しかし今、轍にはそんな自分を自立させた「旅」に対する迷いがあった。いつか「最高の場所」を見つけるために再び走り始めた自分の旅。しかし今の自分はその旅をする事で自分を支えている。いつか「最高の場所」をみつけたとき、それを見つけるための旅をやめた自分には何が残るのか?もしかしたら一生さまよい続けることしかできないのか?そんな悩みの中、轍に沖縄行きの話が来る。
多忙を極めていた轍は一旦その話を断ろうとするが、編集長が差し出した一通の手紙により、沖縄行きを決める。その手紙は、沖縄で「ニライカナイ」(神がやって来る海の彼方の理想郷)を探したいと云う夢をもつ少女からのものだった。 その手紙の差出人とは……
●待望の第二作
2001年1月に発売し、今なお出荷を継続しているロングセラー・「風雨来記」(PS)。待望の続編がPS2で登場します。前作では、初夏の北海道を舞台としたバイクによる野宿の旅、そして実ることのない恋を描き、実際に同様の旅をするバイカー、また未だ見ぬ北の大地への憧れを抱く人々にも、「究極の旅ゲー」として大きな支持を得ました。 本作の舞台は一転して、「沖縄」。前作同様、舞台となる土地の歴史、文化、風俗などをテレビや雑誌等が取り上げないミクロな部分も紹介して旅の臨場感をユーザーに伝えつつ、旅の途中で出会った人々との関わり合いで成長していく主人公を描くADVです。
●みんなが知らない「オキナワ」
ゲームはオーソドックスなコマンド選択式のアドベンチャースタイルで進行します。画面上に表示されるグラフィックとシナリオ。これらを読み進め、選択肢に答えることによりゲームは進行します。背景は前作同様、現地取材による実写の映像を使用します。訪れることの出来る場所は、前作を上回る100ヶ所近く。沖縄本島と石垣島を中心に、決してガイドブックではお目にかかることの出来ない無名のポイントも含まれています。
●ライトユーザーにも・・・
前作はかなりマニアックなシステムでした。今作は、移動や記事作成について大幅に簡略化し、難易度についても見直しをし、幅広い層に「本物の旅」を味わって頂けるように、と考えています。
●シナリオは3本
ヒロインシナリオは、メインヒロインの「芹沢 暦」・サブヒロインの「上原 海琴」「真鶴・天継・テイラー」の3本です。序盤の自由な「ひとり旅」から、次第にそれぞれのヒロインシナリオへと突入し、物語が完結します。シナリオは、前作同様、加藤直樹&浅野公一。キャラデザインの岸上大策・音楽の風水嵯峨との最強タッグです。
【PS2】風雨来記2 10月27日発売予定 予約